症状別原因 もみの木整骨院

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症状別原因と治療法と予防法について

急性腰痛 通称ぎっくり腰

腰に力が入らなくなる感じ。痛みが出てから3日(72時間)は、炎症が強く出る場合があるので冷やします。この時は氷を使います。くれぐれもお風呂、アルコール、刺激物などは控えて下さい。3日目以降は血行の改善を図るため温めます。但し、温めて痛む時は注意が必要です。

首の痛みやコリと枕の高さ

本来、首の骨はS字をきっているので、枕をしないとこの生理的湾曲が崩れてしまいます。高すぎる枕もこの湾曲を崩します。少し低めの枕で仰向けに寝ると楽な場合が多いですが、首に疾患がある時は医師の指示に従いましょう。首にタオルを巻いて、首の筋肉を支えてあげると痛みやコリが和らぎます。

冷湿布と温湿布

この2つとも"感"が省略されています。つまり「冷たく感じる」「温かく感じる」のであって、冷えませんし温まりません。冷やすのなら氷を使いますし、温めるのならカイロ、湯たんぽ、お風呂などです。冷やすのなら2時間おきに15分程度を目安に、温めるときは火傷に注意して下さい。

猫背は百害あって一利なし

頭痛、肩こり、眼精疲労、五十肩などの原因に猫背があります。猫背は胸が狭まる(肩が前に出る)ため呼吸が浅くなり疲れやすくなります。また「反り腰」を助長して腰痛の原因になります。鏡で普段の姿勢をチェックして、「襷(たすき)がけ」で胸を広げて猫背を予防しましょう。

五十肩・四十肩

『肩関節周囲炎』が正式な傷病名です。(1)腕を上に挙げると痛む(2)腕を後ろにまわすと痛む(3)夜間痛があるとかなり疑わしく、治療をしなくても自然に快方に向かいますが、石灰沈着があると肩の動きが狭くなってしまうことがあります。(1)肩を押し付ける(2)肩を冷やす(3)肘をつくと痛みが増しますので注意して下さい。

足がツリますか?

攣る主な原因に(1)血行不良(2)水分不足(脱水)(3)塩分の摂りすぎ(カリウム不足)があります。足の血行改善には足湯、竹ふみが効果的。水分の補給はこまめに。就寝前にコップ一杯、枕元にペットボトルを置いておくとよいでしょう。カリウムは緑色の苦い野菜に多く含まれています。

怪我の処置

ぶつけたり、足首を捻ったりした時は必ず氷で冷やします。「痛いから温めれば・・」とお風呂に入ると炎症が強くなって腫れと痛みが増し、治りが遅くなります。傷がある時は、傷の治療が優先です。怪我をしたら 1)患部の安静 2)患部を冷やす 3)患部の圧迫 4)患部を心臓より高くです。

変形について

本来重心がかかる線(重心線)が乱れる(体が歪む)と関節にストレスがかかります。骨は常にストレスがかかると形が変わってきます(棘ができる、軟骨が磨り減る等)。関節は生理的な動きができなくなり、「変形性関節症」になります。
足を温めると
免疫力がUPします。意識して温めることが元気への近道です。冷えむくみ対策としても重要です。具体的には足湯(バケツ足浴もGOOD!) この時に消毒用エタノールとアロマオイルを混ぜて使うと香りが持続し効果が高まります。湯温は38~39℃(冬場は41~42℃)を目安に約10分間。膝下10cmまでかふくらはぎの半分までつかるように。

その頭痛、ちょっと待った!

頭痛の原因は様々ですが、頭痛薬で我慢してはいけない場合があります。血圧が一時的に高くなって頭痛が出ている場合です。心臓の拍動に合わせて痛みを感じる時は可能性が高いので、大至急近くの内科を受診して下さい。他にも痛みがいつもの場所と違う、痛み方が違う、治まり方が違うなど、あれ?と思った時は病院へ行きましょう。
カラダを伸ばしましょう
使われない筋肉は緊張して短縮して硬くなります。ほぐして甦らすことで、その筋肉が動かしている関節の動きが滑らかになります。その時に①呼吸を止めない(筋肉が緊張するため)②痛みを感じるまでやらない③腹を凹ませる(腹式呼吸で息を吐いて、胸式呼吸をする)④伸ばす筋肉を意識する(ストレッチの効果を高める)を守りましょう。

隠れ冷えにご注意を!

加齢とともに体を温める力が低下してきます。何となく寒い、上半身は汗をかいても下半身や手足が冷えている、風邪を引きやすいなどありませんか?積極的に血行を良くして不調を予防しましょう。入浴では、40℃の湯船に15~20分程つかると効果的です。カラスの行水、シャワー派の方々はお試しを。汗が出るので水分補給をしっかりと。

肩が歪む理由とは?

バックを持つ、肩にかける側がいつも同じになっていると、肩の位置の左右差(肩が前に出る)が大きくなっている可能性があります。猫背になる、同じ側の肩が上がっている、慢性的な偏頭痛があるなどは要注意です。腕を引いて肩を後ろに戻さないといけません。襷がけ、拍手を打つ、壁を使って胸を広げる等のセルフストレッチが有効です。

竹ふみ、竹踏み、竹フミ!!

腰痛・膝痛・足のむくみや冷えがある時に足の裏が硬くなっていることがあります。体の末端を刺激すると自律神経の調整にも役立ちます。足の裏が内臓の反射区であることも関係があるでしょう。台所や洗面所などに竹踏みを置いて「~しながら」やってみましょう。風呂後などに20回程度、足が温まっている時はさらに効果的です。

「部分やせ」ってできるの??

できます!!方法は、ぜい肉が気になる部分を胸の下まで湯船につかり毎日よくもむだけ。目安は40℃のお湯で一回10分。理由は、脂肪細胞の中性脂肪が切り離され、そこに水分が入る。入った水分が一週間ほどたつと抜けて細胞が縮んで硬くなり、ぜい肉が減って引き締まります。