整骨院とは

整骨院とは
整骨院とは定められた教育制度の中で基礎医学、専門知識・技術、関係法規を学び、 国家試験に合格し厚生労働大臣から柔道整復師免許を与えられた専門家による 捻挫、打撲、挫傷（筋・腱の損傷）骨折、脱臼などの施術をするところです。

「治療施設」ですので、当然、保健所に開設届けを提出し、認可を受けなければ開業することはできません。

尚、整骨業務は健康保険の適用が認められています。

整骨院と整体院の違い
簡単に言うと整骨・接骨は国が認めた治療で保険の適用対象であるのに対し、整体やカイロプラクティックは民間療法で国が認めた医療系施設ではなく、マッサージやエステと同じように誰でも開くことができ、利用者は完全に自己責任となります。
整骨が薬を使わず、手術も行わないでケガを治療する国も認める日本伝統の民族医療に対し、整体は治療行為を行うことはできず、慰安行為のみとなり、当然ながら健康保険を使用することはできません。
だからといって否定しているわけではなく、需要があるから存在するのであって、ビジネス的にマスコミや現代人に受け入れられている成長産業とだと思っています。研究をし、○○法などと世にアピールをし、系列化して普及に努めてらっしゃると感じてます。ですから、結果的に治療費の桁がずいぶん違ってくるのではないでしょうか。整体で我々整骨院のように１回数百円では成り立たないと思います。その分、施設も立派で癒し空間として人気のスポット的存在を立ち位置として確立してます。
柔道整復師も時代の流れを感じ整体的な要素を取り入れ活躍している方がいます。
その辺が境目をわかり難くしているのかと思います。

利用する目的で使い分けていただければと思います。

整骨院と整形外科の違い
治療の内容が全く異なります。
整形外科は医者であり主に外科的手段、薬品の投与等で治療を行います。
対して、柔道整復術は柔術の基本である武道の「活法」を基本として、これに東洋、西洋の医学技術が加わったものです。
症状によって柔道整復師は応急処置をし整形外科医師と連絡を取るなど対処していきます。

また、整形外科治療後のリハビリやストレッチ、テーピング、日常生活での原因・対策・予防の指導など、柔道整復師は地域密着で身近な治療を行います。

行かなければならないのが整形外科、行きたくなるのが整骨院…もみの木整骨院かもしれません。